大阪府立豊中高等高校で英語ディベート講座を行いました。

2022年12月~2023年2月まで、大阪府立豊中高等学校様からのご依頼で全5回の「英語ディベート講座」を行いました。
学校様からのご依頼
豊中高等学校様では、課外活動の一環として「英語ディベートチーム」を毎年発足し、英語ディベートを通した英語力向上、思考力向上に取り組んでおられます。今年度は19名の参加がありました。
「英語力をつけたい」「人前で英語で話せるようになりたい」など、さまざまな思いで参加してくれた生徒さんの気持ちに応えるためのプログラムを作成しました。
1回の講座の流れ
1回の講座は60分。19名を3つのグループに分け、各グループごとにディベートに取り組みました。各回、その場で提示された論題でディベートを行い、その後講師からフィードバックをもらう授業形式です。

目標の共有
例えば「現状分析を詳しく行う」「目線やジェスチャーを意識する」など、その回で意識してほしい目標を共有します。
※この目標は、各回の生徒の様子を見て決定しました。
ディベート実践準備
論題提示後、15分の準備時間が与えられます。この15分を使い、ブレインストーミングとスピーチ作成を行います。ショートコード
ディベート実践
約20分を使ってディベート実践です。今回使用したディベートの形式は、3対3ので用意したスピーチをもとにそれぞれが順番で話していきました(スピーチ時間はそれぞれ1分)。準備していた内容と即興で対応する内容、両方のタスクをこなしながら、それぞれの生徒が自分の役割を担いました。
講師からのフィードバック
ディベート実践後には、講師から勝敗とその理由が説明されます。さらに、1人ひとりへ良かった点と次回がんばってほしい点が、それぞれに伝えられます。
生徒の声
アンケートから生徒の声をご紹介します。
- 自分達の意見を決めたり相手に対する反論をする際に、物事を色々な角度から見て意見する力がついたと思う。
- うまく相手に伝える必要があるので、具体的に説明する力がつくと思う。また、プレゼンなどの場面でもはっきり話すことができるようになるとも感じる。
- 私は、英語やコミュニケーション、批判的な思考に特化した入試を受ける予定なので、とても受験勉強になっていると思います。
- 続けていくと海外の人と話すのに即興で話せるようになるかなと思った。
- チームの人と協力して方針を決める時に社会問題について話し合うことができて勉強になったし楽しかった。